お‐いで【御出で】
[名] 1 《「出ること」の尊敬語から転じて》「行くこと」「来ること」「居ること」の尊敬語。「—を待つ」「そこに—ですか」 2 祭礼で、御輿(みこし)が本社を離れて御旅所(おたびしょ)に鎮座す...
おいで‐おいで【御出で御出で】
幼児などを、手招きして呼び寄せること。「—をする」
おいで‐なさい【御出でなさい】
[連語]《「おいでなさる」の命令形。また、「おいでなさいませ(まし)」の略とも》 1 「行く」「来る」「居る」の動作を勧誘する気持ちで、軽い敬意を含めていう。いらっしゃい。「なるべく早く—」「...
おいで‐なさ・る【御出でなさる】
[動ラ五(四)] 1 「行く」「来る」「居る」の尊敬語。いらっしゃる。おいでになる。「どちらへ—・るのですか」「事務所にはいつも—・るということです」「たいそうきまじめな方で—・る」 2 (補...
おいで‐なさ・れる【御出でなされる】
[動ラ下一][文]おいでなさ・る[ラ下二] 1 「おいでなさる1」に同じ。「教会へ—・れたことのあるじゃ無し」〈木下尚江・火の柱〉 2 (補助動詞)「おいでなさる2」に同じ。「昔の事をよく知...
おいで‐なん・す【御出でなんす】
[動サ特活] 1 「行く」「来る」「居る」の尊敬語。「さあ二階へ—・し」〈洒・辰巳之園〉 2 (補助動詞)動詞・形容詞の連用形に接続助詞「て」を添えた形に付いて、…ている、…である、の意の尊敬を...
おいで‐に‐な・る【御出でになる】
[動ラ五(四)] 1 「行く」「来る」「居る」の尊敬語。いらっしゃる。「日曜日は教会へ—・るそうです」「もう—・るころだろうとお待ちしておりました」「明日はお宅に—・りますか」 2 (補助動詞)...
おいで‐ぶぎょう【御出奉行】
鎌倉幕府・室町幕府の職名。将軍が外出するとき、供の者の人数を定め、また、行列の整備などにあたった。
お‐い・でる【御出でる】
[動ダ下一] 1 「行く」「来る」「居る」の尊敬語。おいでになる。いらっしゃる。「何処へ—・でることやらと」〈鏡花・葛飾砂子〉 2 (補助動詞)動詞の連用形に接続助詞「て」を添えた形に付いて、動...
お‐だし【御出し】
「出し2」の美化語。