おまえざき‐し【御前崎市】
⇒御前崎
おり‐のぼ・る【下り上る】
[動ラ四] 1 高い所と低い所との間をおりたりのぼったりする。のぼりおりする。「この国の海山より竜は—・るものなり」〈竹取〉 2 貴人の御前に出仕し、退出する。「女房ぞ弘徽殿に局して—・りける」...
おん‐まえ【御前】
1 「前」の敬称。神仏や貴人などの前。 2 女性が手紙の脇付(わきづけ)に用いる語。御前に。
かい‐や・る【掻い遣る】
[動ラ五(四)] 1 《「かきやる」の音変化》手で払いのける。押しやる。「急いでボアを—・って床の上に捨てたまま」〈有島・或る女〉 2 与える。やる。「つねづね何ぞとらする約束なれば、人の物を—...
かえり‐あそび【還り遊び】
「還(かえ)り立ち1」に同じ。「祭の日の—御前にてあるに」〈栄花・さまざまの喜び〉
かえり‐ばな【返り花/帰り花】
1 返り咲きをした花。二度咲きの花。狂い花。《季 冬》「凩(こがらし)に匂ひやつけし—/芭蕉」 2 身請けされた遊女が、二度の勤めに出ること。「御身はまたまた廓(くるわ)に—」〈浮・御前義経記・二〉
かがやかし・い【輝かしい/耀かしい/赫かしい】
[形][文]かがやか・し[シク]《古くは「かかやかし」》 1 光り輝くようにすばらしい。華々しい。「—・い将来」「—・い業績をあげる」 2 まぶしいほどきらきら光っている。「御前(ごぜん)のたち...
かしこま・る【畏まる】
[動ラ五(四)] 1 身分の高い人、目上の人の前などで、おそれ敬う気持ちを表して謹んだ態度をとる。「陛下の御前に—・る」「—・ってあいさつする」 2 謹みの気持ちを表し堅苦しく姿勢を正して座る。...
数(かず)なら◦ず
物のかずではない。取るに足りない。数にもあらず。「身こそ—◦ねど、殿も御前近く召し使ひ給へば」〈源・玉鬘〉
か‐たい【過怠】
1 過失。あやまち。てぬかり。科怠。 2 中世武家の法で、過失行為に対する刑罰。金品を課したり、労役に服させたりした。 3 あやまちや失敗に対して償いをさせること。また、その償い。うめあわせ。「...