おかげ‐どし【御蔭年】
伊勢神宮で遷宮のあった翌年。この年には、特に御蔭(恩恵)を授かるとされて参詣者が多かった。→御蔭参り
おかげ‐まいり【御蔭参り】
1 江戸時代、御蔭年(おかげどし)に諸国の庶民が伊勢神宮に参詣(さんけい)したこと。《季 春》→抜け参り 2 神仏にかけた祈願が成就したあとのお礼参り。
お‐かげん【御加減】
相手を敬ってその健康状態をいう語。「—はいかがですか」
お‐かざり【御飾り】
1 神仏の前の飾りつけ、または供え物。「神棚の—」 2 「飾り4」に同じ。 3 「飾り3」に同じ。「—の会長」
お‐かしら【御頭】
頭領や親分の敬称。→頭(かしら)4
お‐かしわ【御柏】
製本で、糸とじまたは針金とじの中身を1枚の表紙でくるみ、天・地・小口を化粧裁ちする方法。柏餅になぞらえていう。
お‐かず【御数/御菜】
《数々取り合わせる意から。もと女房詞》副食物。お菜(さい)。
おかず‐パン【御数パン】
コロッケ・カツ・サラダなどの総菜を挟んだパン。調理パン。総菜パン。
お‐かた【御方】
1 他人を敬っていう語。「あの—の紹介なら信用します」→方(かた)4 2 貴人の妻妾(さいしょう)や子女の敬称。「明日は殿ごの砧打(きぬたう)ち、—姫ごも出て打たい」〈松の葉・一〉 3 近世、...
おかた‐ぐるい【御方狂ひ】
1 人妻に夢中になること。「—をやりをるか」〈浄・加増曽我〉 2 遊女狂い。「すこし前かたなる—のやうに見えて」〈浮・一代男・六〉