ご‐ぞうさ【御造作】
《相手のすることを敬っていう》 1 お手間。ごめんどう。「—をかける」 2 ごちそう。おもてなし。「—にあずかる」
ご‐ぞんじ【御存じ】
知っていらっしゃること。御承知。「—のとおり」「彼の住所を—の方は知らせてください」
ごぞんじ‐より【御存じより】
[連語]《「より」は格助詞》恋文などで、差出人の名を隠しておきたいときに名のかわりに記す語。
ご‐たい【御体】
身体を敬っていう語。おからだ。
ご‐たいせつ【御大切】
1 貴人に危険や災難が迫っていること。貴人が重態であること。「御病中の後室様…お風めしては、却って—でござります」〈伎・阿国御前化粧鏡〉 2 キリシタン文学で、愛。「—の深く甚だしきほどを」〈ど...
ご‐たいそう【御大層】
[名・形動]他人のする大げさなことを、冷やかし、あざけっていう語。ぎょうさん。「—な理屈を並べる」
ごたいそう‐らし・い【御大層らしい】
[形]いかにももったいぶったようすである。「—・くりっぱな箱に詰めてある」
ごたい‐の‐みうら【御体の御占】
古代、毎年6月と12月の10日に神祇官(じんぎかん)で天皇の身体に特に注意する必要のある日を占い、上奏した儀式。
ご‐たく【御託】
《「御託宣」の略》自分勝手なことを、もったいぶってくどくど言うこと。偉そうに言いたてること。また、その言葉。「—を並べる」
ご‐たくせん【御託宣】
1 「託宣」を敬っていう語。神のお告げ。ありがたい仰せ。「権現様の—」 2 人の下した判断や命令を、冷やかしの気持ちを込めていう語。「会長の—とあらば従わざるをえない」