ごよう‐てい【御用邸】
皇室の別邸。避暑・避寒のために利用される。 [補説]現在ある御用邸は3か所。葉山御用邸(神奈川県葉山町)は明治27年(1894)、那須御用邸(栃木県那須町)は大正15年(1926)、須崎御用邸(...
ごよう‐でやく【御用出役】
江戸時代、役人が本職にあるまま臨時に他の役に就くこと。また、その役人。
ごよう‐とりつぎ【御用取次】
江戸幕府の職名。将軍の居室と御用部屋との間にあって取り次ぎをした役。側衆(そばしゅう)から選ばれた。
ごよう‐はじめ【御用始め】
各官公庁で、その年の執務を始めること。また、その日。ふつうは1月4日。《季 新年》⇔御用納め。
ごよう‐ばこ【御用箱】
江戸時代、幕府・諸大名が道中の際に用務に関する文書や金品を入れて運んだ箱。
ごよう‐べや【御用部屋】
江戸城内で、大老・老中・若年寄が詰めて政務を執った部屋。
ご‐ようめい【御用命】
「用命」の尊敬語。「—ありがとうございます」
ごよう‐めし【御用召し】
朝廷や官庁の発する出頭命令。多くは官職の任命や叙位などのための呼び出し。
ごよう‐もの【御用物】
宮中や官庁の用に供する品物。
ご‐らいこう【御来光】
1 高山の頂上で見る荘厳な日の出。「—を拝む」《季 夏》「—這松(はひまつ)を透き巌を染め/蓼汀」 2 「御来迎(ごらいごう)1・2」に同じ。