ご‐りょう【御霊】
1 霊魂をいう尊敬語。みたま。「これ讃岐院(さぬきのゐん)の—なりとて」〈古活字本保元・下〉 2 貴人や功績のあった人を祭る社。 3 「御霊会(え)」の略。
ご‐りょう【御領】
1 幕府や諸大名などが所有した領地のこと。 2 皇室所有の土地。御料地。
ごりょう‐え【御霊会】
平安時代以降、疫神や死者の怨霊(おんりょう)などを鎮めなだめるために行う祭り。祇園(ぎおん)御霊会もその一つ。みたまえ。→御霊祭
ごりょう‐しゃ【御料車】
皇室の使用する乗用車。
ご‐りょうしょ【御両所】
二人の人を同時に敬う言い方。お二方。「—の意向をうかがって」
ごりょう‐しょ【御料所】
1 皇室の所有地。禁裏御領。 2 室町幕府や諸大名の直轄領。御領。天領。
ごりょう‐じん【御霊神】
人が恨みを残したまま死んだとき、死後人々にたたるとされた怨霊(おんりょう)。
ごりょう‐じんじゃ【御霊神社】
御霊神を鎮めるために祭った神社。各地にあるが、中でも京都市上京区の上御霊神社、中京区の下御霊神社は有名。
ごりょう‐ち【御料地】
皇室の所有地。
ごりょう‐づか【御霊塚】
死者のたたりを恐れて、その霊を祭った塚。