みどうかんぱくき【御堂関白記】
藤原道長の日記。原巻36巻。14巻の自筆本が現存。長徳4年(998)から治安元年(1021)までの公私の出来事を具注暦(ぐちゅうれき)に記したもの。当時の基本史料。平成25年(2013)、世界の...
みどう‐すじ【御堂筋】
大阪市北区梅田から中央区難波(なんば)まで南北に走る道路の呼び名。下を地下鉄御堂筋線が通り、ビジネス街。沿道に、北御堂(西本願寺別院)・南御堂(東本願寺別院)があることによる名。
み‐どきょう【御読経】
1 読経を尊んでいう語。 2 「季(き)の御読経」の略。
み‐なしろ【御名代】
名代(なしろ)を敬っていう語。「大后石之日売命(おおきさきいはのひめのみこと)の—と為(し)て、葛城郡を定め」〈記・下〉
み‐ね【御哭】
声を立てて泣くこと。特に、葬儀のとき、弔意を表して声をあげて泣くこと。「ことごとくに喪服(あさのころも)を着て、三たび—奉る」〈天武紀〉
み‐のり【御法】
1 仏法を尊んでいう語。 2 法令を尊んでいう語。「商(あき)返し領(を)すとの—あらばこそ吾が下衣返したまはめ」〈万・三八〇九〉 源氏物語第40巻の巻名。光源氏51歳。紫の上の法華経供養...
みのり‐の‐はな【御法の花】
《「法華」の訓読みから》法華経。また、蓮(はす)の花。
み‐はか【御墓/陵】
「みささぎ」に同じ。
み‐はかし【御佩刀】
貴人の佩刀(はいとう)を敬っていう語。みはかせ。「その—の先につける血」〈記・上〉
みはかし‐を【御佩刀を】
[枕]《「を」は間投助詞》「剣(つるぎ)」と同音を含む地名「剣の池」にかかる。「—剣の池の蓮葉(はちすば)に」〈万・三二八九〉