おし‐さん【御師さん】
《「御師匠さん」の略》「師匠」を敬い親しんでいう語。
お‐しずまり【御静まり/御寝】
「寝ること」の意の尊敬語。おやすみ。「—に成った処を御迷惑をかけました」〈円朝・怪談牡丹灯籠〉
お‐した【御下】
1 天皇が食べた食事の残り。おさがり。おろし。 2 昔、宮中に仕えた女房のうち、格式の最も下の者。下﨟(げろう)。 3 下男・下女のこと。
お‐したし【御浸し】
「おひたし」の音変化。
お‐したじ【御下地】
「下地4」の美化語。醤油(しょうゆ)。
おした‐の‐わかいしゅ【御下の若い衆】
昔、歌舞伎の最下級の役者の呼び名。稲荷町(いなりまち)。
お‐しちや【御七夜】
1 子供が生まれて7日目。また、その祝い。この日、赤ん坊に名をつけることが多い。 2 浄土真宗の報恩講のこと。8日7夜にわたって行われるところからいう。
お‐しながき【御品書(き)】
「品書き」の美化語。
お‐しのび【御忍び】
1 身分の高い人が、身分を隠して外出すること。微行。 2 「御忍び駕籠(かご)」の略。
おしのび‐かご【御忍び駕籠】
江戸時代、大名や奥方などが忍びの外出に用いた駕籠。屋根は黒ラシャで覆い、腰と棒を黒く塗った。