おいえ‐そうどう【御家騒動】
1 江戸時代、大名などの家中で、家督相続や権力争いなどから起こった紛争。加賀・伊達(だて)・黒田・鍋島(なべしま)藩などのものが有名。 2 会社・団体などの内輪もめ。内紛。
おいえ‐ほお【御家頰】
兜(かぶと)の付属品の名称。面頰(めんぼお)の、しわもひげもないもの。
おいえ‐もの【御家物】
⇒御家狂言
おいえ‐りゅう【御家流】
1 和様書道の流派の一。江戸時代、幕府の文教政策で広く一般に流布した青蓮院(しょうれんいん)流をいう。 2 香道の流派の一。三条西実隆(さんじょうにしさねたか)が創始。
お‐いくつ【御幾つ】
「幾つ1」の尊敬語・美化語。 [補説]「今年お幾つにおなりですか」は尊敬語、「お幾つ差し上げましょうか」は美化語。
お‐いくら【御幾ら】
「幾ら1」の美化語。「この品は—ですか」
おいけ‐どおり【御池通り】
京都市中央部を東西に走る幹線道路の呼び名。京都市役所前を通り、祇園祭では山鉾(やまぼこ)巡行、時代祭では仮装行列が練り歩く。全長約4.9キロ。平安京の三条坊門(さんじょうぼうもん)小路にあたる。
おいしゃ‐さん【御医者さん】
医師を親しんで呼ぶ語。
お‐いた【御板】
板付き蒲鉾(かまぼこ)をいう女房詞。
お‐いち【御市】
落雁(らくがん)に似た駄菓子の名。「—なら饅頭(まんぢゅう)でありさうなもの」〈滑・浮世風呂・前〉