おわ・す【御座す】
[動サ変] 1 「ある」「居る」の尊敬語。存在する人を敬う。いらっしゃる。おいでになる。「昔、太政大臣(おほきおほいまうちぎみ)と聞こゆる—・しけり」〈伊勢・九八〉 2 ものの所有者を敬って、そ...
おわそう・ず【御座さうず】
[動サ変]《動詞「おはさふ」の連用形にサ変動詞「す」の付いた「おはさひす」の音変化。動作主は、多く複数》 1 (人々が)いらっしゃる。「いま二所も、にがむにがむ各(おのおの)—・じぬ」〈大鏡・道...
お‐わび【御詫び】
わびる人、また、その相手を敬っていう語。「—のしるし」「—を申し上げる」
お‐わらい【御笑い】
1 客を笑わせるための芸。特に、落語。「—を一席」「—番組」 2 もの笑いの種となるもの。笑いぐさ。「そいつはとんだ—だ」 3 「御笑い芸人」「御笑いタレント」の略。
おわらい‐ぐさ【御笑い種】
「笑い種(ぐさ)」に同じ。「こんな物に大金を払うなんてとんだ—だ」
おわらい‐げいにん【御笑い芸人】
芸人のうち、とくに漫才・漫談・コント・落語などで主に活動している者。お笑いタレント。お笑い。
おわらい‐タレント【御笑いタレント】
「御笑い芸人」に同じ。
おわん‐くらげ【御椀水母】
《Aequorea》オワンクラゲ科のクラゲ。傘の直径は最大約20センチ。刺激を与えるとGFP(緑色蛍光たんぱく質)のはたらきにより、生殖腺が青白く発光する。この発光原理が分子イメージングなどに応...
おん【御】
[接頭]《「おおん」の音変化》名詞に付いて、尊敬(相手への尊敬を含む)の意を表す。「お」よりも敬意が強く、やや改まった場合に用いられる。「—身」「—礼」 [補説]中古の「御」は「おおん」と読むの...
おん‐いり【御入り】
来ることの意の尊敬語。ご入来。おいで。お越し。「これに曽我十郎殿の—のよし」〈曽我・六〉