胃(い)に穴(あな)があ・く
疲労や心労などの蓄積により、極度に疲弊・困憊(こんぱい)した状態であることのたとえ。「—・くほど成績不振に苦しむ」 [補説]実際の症状としては「胃穿孔(いせんこう)」という。
思案(しあん)に落(お)・ちる
(多く打消しの語を伴って用いる)理解できる。合点がいく。「—・ちない事でもあって、一人で心労してゐると」〈人・娘節用・三〉
食(しょく)が細(ほそ)・る
食欲があまりなく、少ししか食べられない。「心労のあまり—・る」
しん‐しつ【心疾】
気の病。心労から起こる気の病。
しんど
[名・形動]《「しんろう(心労)」の変化した「しんどう」の音変化か。現在では関西地方で用いる》くたびれること。だるいこと。また、そのさま。「ああ、—」「はあ、いかう—な。この刀を持ってくれさしめ...
すい【悴】
[音]スイ(漢) [訓]やつれる せがれ 病気や心労のため、やせ衰える。「憔悴(しょうすい)・老悴」 [補説]「忰」は俗字。「せがれ」は「倅」とも書く。
ず‐つう【頭痛】
1 頭が痛むこと。とうつう。「—持ち」→一次性頭痛 →二次性頭痛 2 気にかかること。心労。心配。「—の種」
たお・れる【倒れる】
[動ラ下一][文]たふ・る[ラ下二] 1 立っている状態を続けられなくなって横になる。支える力を失ってころんだり、倒壊したりする。「暴風で木が—・れる」「石につまずいて—・れる」 2 病気になっ...
びょう‐が【病臥】
[名](スル)病気で床につくこと。「心労のあまり—する」
むな‐づわら・し【胸づはらし】
[形シク]心労のために胸がしめつけられるようである。「梅川いとど—・しく」〈浄・冥途の飛脚〉