とう‐かく【統覚】
《apperception/(ドイツ)Apperzeption》 1 哲学で、知覚表象などの意識内容を自己の意識として総合し統一する作用。 2 心理学で、表象が意識に入ってはっきりと知覚されること。
とう‐し【透視】
[名](スル) 1 すかして見ること。物を通して、向こう側にあるものを見ること。「心の中まで—するような目」 2 X線を用いて体内を観察・診断すること。蛍光板やX線テレビに像を映し出して行う。「...
とう‐にゅう【投入】
[名](スル) 1 物を投げいれること。投げこむこと。「火中に—する」 2 事業などに資金・労力などを注ぎこむこと。「主力を—する」 3 心理学で、他人の望ましいものを自分のものとすること。→同一視2
とうひょう‐こうどう【投票行動】
選挙において有権者がとる行動。投票する、棄権する、特定の候補者や政党を選ぶといった有権者の行動には、何らかの社会的・心理的要因が影響を及ぼしていると考えられ、科学的研究の対象となっている。
とお・い【遠い】
[形][文]とほ・し[ク]二つのものが空間的、時間的に、また心理的に離れているさま。 1 場所が非常に離れている。距離が十分にある。「—・い国」「—・くまで歩く」⇔近い。 2 時間が非常に離れて...
とおいこえとおいへや【遠い声、遠い部屋】
《原題Other Voices, Other Rooms》カポーティの長編小説。1948年刊。父親を探して南部の町を訪れた少年の姿を通じ、思春期特有の屈折した心理や自我の目覚めを描く。
トポロジー‐しんりがく【トポロジー心理学】
レビンの学説。行動を起こすすべての条件は、その瞬間における生活空間に含まれていると考え、その生活空間の構造をトポロジーの概念によって記述しようとするもの。位相心理学。
トランスパーソナル‐しんりがく【トランスパーソナル心理学】
《transpersonal psychology》超個心理学。米国で広がっている新しい心理学。医学は体、心理学は心、宗教は魂を扱うが、この心理学は、これら三者を統合して人間の全体像をとらえるこ...
トリプル‐スクリーン
《(和)triple+screen》テレビ・パソコン・モバイル端末を連携させ、それぞれのメディアの特徴に応じたマーケティング戦略を取ること。一般に、画面のサイズが小さくなるにつれて、消費者との物...
どう‐いん【動因】
1 ある出来事を引き起こす直接の原因。動機。「食糧不足が暴動の—となる」 2 心理学で、生活体に特定の行動を起こさせる内部の力。