どう‐き【動機】
1 人が意志を決めたり、行動を起こしたりする直接の原因。「犯行の—」「タバコをやめた—」 2 《motive》心理学で、人間や動物に行動を引き起こし、その行動に持続性を与える内的原因。 3 倫理...
どうき‐づけ【動機付け】
《motivation》心理学で、生活体に行動を起こさせ、目標に向かわせる心理的な過程をいう。内的要因と外的要因の相互作用で成立する。モチベーション。
どう‐さつ【洞察】
[名](スル)物事を観察して、その本質や、奥底にあるものを見抜くこと。見通すこと。「人間の心理を—する」「—力」
どうぶつ‐こうどうがく【動物行動学】
動物の行動を研究する生物学の一分野。心理学・生態学・生理学なども駆使して総合的に理解しようとするもの。エソロジー。比較行動学。行動生物学。
どうぶつ‐しんりがく【動物心理学】
人間以外の動物の行動を研究する心理学の一部門。学習・情動・動機づけなどの実験・研究を通して人間の心理研究への貢献も大きい。→比較心理学
ドミニック【(フランス)Dominique】
フロマンタンの自伝的小説。1863年刊。幼なじみの年上の女性への憧憬と報われない恋を、故郷の田園風景を背景に描いた心理小説の傑作。
ドルジェルはくのぶとうかい【ドルジェル伯の舞踏会】
《原題、(フランス)Le Bal du comte d'Orgel》ラディゲの長編小説。1924年刊。社交界を背景に、明晰(めいせき)な筆致で女性の心理を描く。
ない‐かん【内観】
[名](スル) 1 仏語。内省して自己の仏性・仏身などを観じること。観心(かんじん)。 2 《introspection》心理学で、自分の意識やその状態をみずから観察すること。内省。自己観察。 ...
ないかん‐ほう【内観法】
心理学の研究方法の一。自分の心理過程をみずから観察・考察して意識的経験の知識を得ようとするもの。内省法。
ない‐めん【内面】
1 物の内側の面。⇔外面。 2 精神・心理に関する面。心の中。「—の動揺を隠す」⇔外面。