しん‐もく【心目】
1 心と目。「美術は人の—を娯楽し」〈逍遥・小説神髄〉 2 最も重要な点。「風友の中の—とす」〈三冊子・赤双紙〉
しん‐もん【心門】
開放血管系をもつ動物の心臓にある血液の流入口。節足動物では心臓の左右に原則として体節ごとに一対ずつあり、弁をもつ。
しん‐や【心矢/真矢】
くい打ち機の一。中央に鉛直に立てられた長い鉄棒に孔をあけた鉄のおもりを通し、これを引き綱で上げ、鉄棒の下端に接するくいの頭に落として打ち込む。
しん‐ゆう【心友】
心の通い合った友。同心の友。「老いの身を互に劬(いたわ)りあうような—が欲しい」〈中山義秀・厚物咲〉
しん‐よう【心葉】
《「こころば」を音読みにした語》挿頭(かざし)としてつける造花。「銀(しろがね)の—、鬘(びんづら)に取って付け」〈浄・振袖始〉
しん‐り【心理】
1 心の働きやありさま。精神の状態。「複雑な—」「深層—」 2 「心理学」の略。
しん‐り【心裏/心裡】
心のうち。心中。「その墓の下の人が自分の—によみがえって来る」〈志賀・和解〉
しんり‐がく【心理学】
生物体の意識や行動を研究する学問。古くは形而上学の中に含まれ、精神や精神現象を問う学問であったが、19世紀以降実験的方法をとり入れて実証科学として確立。一般心理学・動物心理学・発達心理学・社会心...
しんり‐げき【心理劇】
⇒サイコドラマ
しんり‐げんごがく【心理言語学】
言語に関係する活動のすべてを対象とする心理学の一分野。言語の習得、二言語使用、語用論、言語と思考の関係に関する研究など、多様な分野を含む。