けっし‐て【決して】
[副] 1 (あとに打消し・禁止の語を伴って)どんなことがあっても。絶対に。断じて。けして。「御恩は—忘れません」「そんなことはもう—するな」「彼は—大きいほうではない」 2 必ず。きっと。「—...
けっ‐しん【決心】
[名](スル)心を決めること。考えを決めること。「やっと—がつく」「こうと—した以上は必ずやる」 [用法]決心・決意——「すべてを忘れて再出発することを決心(決意)した」「社長はA社との合併を決...
けつ‐じょう【決定】
[名](スル) あることが定まって動かないこと。また、信じて疑わないこと。「—心」「一旦生きんと—したる上は」〈露伴・いさなとり〉
[副]疑いなく。きっと。必ず。「御方(みかた)—打ち負け候...
けつじょう‐おうじょう【決定往生】
仏語。必ず極楽に往生すること。
ける【蹴る】
[動カ下一]五(四)段活用「け(蹴)る」に同じ。「その男が尻鼻、血落(あ)ゆばかり必ずけ給へ」〈宇治拾遺・二〉 [補説]本来は、ワ行下二段の「くう」か。またはクヮ行下一段の「くる」とする考えも...
けん‐ご【堅固】
[名・形動] 1 かたくて、こわれにくいこと。転じて、意志がかたく、しっかりしていること。また、そのさま。「—なつくり」「—な決心」 2 守りがしっかりしていて、攻められても容易には破られない...
けん‐ごう【喧囂】
[名・形動](スル) 1 がやがやとやかましいこと。また、そのさま。喧喧囂囂。「毎日必ず—な跫音が人の鼓膜を騒がしつつある」〈長塚・土〉 2 がやがやとやかましくすること。「魚市に—せる小民」〈...
けん‐せい【研精】
こまかに調べること。精密な研究。「必ず実物に拠りて、以て—す」〈蘭学階梯〉
げん‐まん【拳万】
[名](スル)約束を破らないしるしとして、相手と小指を絡み合わせること。また、その時に唱える誓いの言葉。約束を破ったらげんこで1万回打たれる意という。関東地方の児童語。ゆびきり。「ゆびきり—」「...
げんや‐しょうほう【原野商法】
ほとんど価値のない土地を、必ず地価が上がるなどと言葉巧みにだまして高値で売りつける悪徳商法。 [補説]昭和40年代後半からか。北海道の原野を売りつけたことからの名という。