い‐ごもり【斎籠もり/忌籠もり】
神事の前などに、けがれに触れないように家にこもること。いみごもり。
いまいま‐し・い【忌ま忌ましい】
[形][文]いまいま・し[シク] 1 非常に腹立たしく感じる。しゃくにさわる。「—・い泥棒猫め」「—・いことに今日だけ天気が悪いらしい」 2 けがれを避けて慎むべきである。遠慮すべきである。「ゆ...
いまわし・い【忌まわしい】
[形][文]いまは・し[シク] 1 不吉だ。縁起が悪い。「—・い夢」 2 嫌な感じである。不愉快である。「—・い思い出」 [派生]いまわしげ[形動]いまわしさ[名]
いみ【忌(み)/斎】
《動詞「い(忌)む」の連用形から》 1 (斎)心身を清浄に保ち、けがれを避けて慎むこと。 2 (忌み)死・不浄など、はばかりのあること。 3 (忌み)人の死後、近親者が、しばらくの間家に慎みこも...
いみ‐あけ【忌(み)明け】
1 喪の期間が終わること。きあけ。いみあき。 2 産後の忌みが終わること。いみあき。
いみ‐かず【忌(み)数】
忌み嫌われる数。四(死)や九(苦)など。
いみ‐がかり【忌(み)掛(か)り/忌(み)懸(か)り】
一家・親族の間で、喪に服すべき続き柄の人。
いみ‐き【忌寸】
天武天皇が制定した八色(やくさ)の姓(かばね)の第四位。主として渡来人に与えられた。
いみ‐きら・う【忌(み)嫌う】
[動ワ五(ハ四)]嫌って避ける。ひどくいやがる。「世間から蛇蝎(だかつ)のごとく—・われる」
いみ‐ことば【忌み詞/忌(み)言葉】
1 宗教的な理由から、また縁起をかついで、使うのを避ける言葉。古くは斎宮で「仏」「経」などを、民間で婚礼のときに「去る」「帰る」、正月の三が日に「坊主(ぼうず)」「箒(ほうき)」などを忌んだ。 ...