にん‐じゅ【忍受】
[名](スル)耐え忍んで受け入れること。「大事を前に侮辱を—する」
にん‐じゅう【忍従】
[名](スル)がまんして従うこと。「辛い境遇に—する」
にん‐じゅつ【忍術】
敵の情報を調査したり、後方を攪乱(かくらん)したりする術。変装・潜行・速歩などを利用し、巧みに敵方に入りこむ。甲賀(こうが)流・伊賀(いが)流などがある。隠形術(おんぎょうじゅつ)。忍びの術。
にんじゅつキートン【忍術キートン】
⇒探偵学入門
にん‐たい【忍耐】
[名](スル)苦難などをこらえること。「—のいる仕事」「食糧の不足を—する」
にんたい‐づよ・い【忍耐強い】
[形][文]にんたいづよ・し[ク]苦難をじっとたえしのぶことができる性質である。忍耐力がある。
にんたい‐りょく【忍耐力】
つらいことや苦しみなどをたえしのぶ力。辛抱する力。「—をつける」
にん‐どう【忍冬】
1 スイカズラの別名。冬でも葉がしおれないのでいう。《季 夏》 2 スイカズラの茎・葉を乾燥したもの。漢方で浄血・利尿・解毒薬などに用いる。
にんどう‐しゅ【忍冬酒】
スイカズラの葉や茎を用いてつくる薬酒。
にんどう‐もん【忍冬文】
スイカズラのようなつる草を図案化した唐草文様。パルメットが伝来する過程で変化し生まれたものと考えられ、日本には中国を経て渡来。飛鳥(あすか)・奈良時代の美術に影響を与えた。忍冬唐草文。