ぼうねん‐かい【忘年会】
年末に、その1年の苦労を忘れるために行う宴会。《季 冬》
ぼうねん‐の‐とも【忘年の友】
相手の才能や学問を敬愛し、年齢の差を忘れて親しく交わる友人。忘年の交わり。
ぼう‐はち【亡八/忘八】
《仁・義・礼・智・忠・信・孝・悌(てい)の八つの徳目のすべてを失った者の意から》郭(くるわ)通いをすること。また、その者。転じて、遊女屋。また、その主人。
ぼうび‐ろく【忘備録】
「備忘録(びぼうろく)」に同じ。
ぼう‐ゆう【忘憂】
1 うれいを忘れること。うさばらし。 2 「忘憂の物」に同じ。
ぼうゆう‐の‐もの【忘憂の物】
《陶淵明「飲酒詩」から》酒のこと。
わす・る【忘る】
[動ラ四] 1 意識して忘れようとする。思いきる。「—・らむて野行き山行き我来れど我が父母は忘れせぬかも」〈万・四三四四〉 2 記憶をなくしてしまう。「天ざかる鄙(ひな)に五年(いつとせ)住ま...
わするる‐くさ【忘るる草】
「忘れ草」に同じ。「今はとて—の種をだに人の心にまかせずもがな」〈伊勢・二一〉
わすれ【忘れ】
忘れること。「度—」「年—」
わすれ‐い【忘れ井】
忘れ捨てられた井。「暑き日影も—の慰めぐさとなり侍れ」〈仮・伊曽保・上〉