どっちょう‐ごえ【怒張声】
怒りどなる声。「伝八が—にびっくりし」〈浄・浪花鑑〉
ど‐とう【怒濤】
荒れ狂う大波。また、はげしい勢いで押し寄せるようすのたとえ。「逆巻く—」「—のごとく進撃する」
どとうのごとく【怒濤のごとく】
白石一郎の長編小説。鄭成功の生涯を描く。平成10年(1998)12月、上下2巻で刊行。翌年、第33回吉川英治文学賞受賞。
どなり‐こ・む【怒鳴り込む】
[動マ五(四)]相手のところへ出かけていって、声高に苦情などを言い立てる。「騒音にたまりかねて—・む」
どなり‐ごえ【怒鳴り声】
怒ったり、しかりつけたりするときに出す大声。
どなり‐た・てる【怒鳴り立てる】
[動タ下一][文]どなりた・つ[タ下二]激しくどなる。大声でわめきたてる。「市場で売り子が—・る」
どなり‐ちら・す【怒鳴り散らす】
[動サ五(四)]あたりかまわず大声をはりあげていう。「コーチが選手たちに—・す」
どなり‐つ・ける【怒鳴り付ける】
[動カ下一]相手に向かって激しくどなる。大声でしかる。「いたずら小僧を—・ける」
ど‐な・る【怒鳴る】
[動ラ五(四)]《「ど」は擬声語》 1 大きな声を出して呼ぶ。「声をかぎりに—・る」 2 声高にしかりつける。「わるさをして—・られる」 [可能]どなれる
ど‐はつ【怒髪】
激しい怒りのために逆立った頭髪。