かたみ‐の‐ころも【形見の衣】
1 死んだ人や別れた人の思い出となる服。形見の袖。「吾妹子(わぎもこ)が—なかりせば何物もてか命継がまし」〈万・三七三三〉 2 喪服。「今はとて—脱ぎ捨てて色変はるべきここちこそせね」〈玉葉集〉
かぶさ・る【被さる】
[動ラ五(四)] 1 かぶせたようになる。覆いかかる。「髪が額に—・る」「現実に思い出が—・る」「二つの音が—・り合う」 2 負担がわが身に及ぶ。「余分な仕事が—・ってくる」
かんがい‐ぶか・い【感慨深い】
[形]しみじみと心に感じる度合いが強い。「—・い思い出話」
き【記】
1 書きしるすこと。また、その文書。記録。「思い出の—」 2 文体の一。事実をしるすもの。 「古事記」の略。
きおく‐しょうがい【記憶障害】
高次脳機能障害の一。事故や疾病で脳に損傷を受けた場合などに起こる。物事を覚えたり、覚えたことを思い出す能力が低下し、新しいことが覚えられない、日付や場所がわからない、人の名前や顔が思い出せない、...
きおく‐そうしつ【記憶喪失】
意識障害によって、過去のある時の経験を思い出せないこと。
き‐ねん【記念】
[名](スル) 1 思い出となるように残しておくこと。また、そのもの。「卒業を—して写真を撮る」「—品」 2 過去の出来事・人物などを思い起こし、心を新たにすること。「創立五〇周年を—する式典」...
きねん‐さつえい【記念撮影】
出来事などを記念して写真を撮ること。のちの思い出になるように写真を撮ること。
きねん‐しゃしん【記念写真】
あることを記念して撮る写真。のちの思い出になるように撮っておく写真。
きねんび‐はんのう【記念日反応】
身近な人の死や災害などに直面した人が、その出来事のあった日の前後に、つらい経験を思い出して心身に不調をきたすこと。命日に対して起こる場合は命日反応ともいう。アニバーサリー反応。→ピー‐ティー‐エ...