あたたか・い【暖かい/温かい】
[形][文]あたたか・し[ク]《形容動詞「あたたか」の形容詞化》 1 (暖かい)寒すぎもせず、暑すぎもせず、程よい気温である。あったかい。「—・い部屋」「—・い地方」《季 春》「—・きドアの出入...
当(あ)たって砕(くだ)けろ
成功するかどうかわからなくても、思いきってやってみよということ。
頭(あたま)を悩(なや)ま・す
あれこれ考えて苦しむ。思い悩む。「人間関係に—・す」
頭(あたま)を捻(ひね)・る
1 いろいろと思いをめぐらす。工夫する。「試験問題の作成に—・る」 2 疑問に思う。首をひねる。「高すぎる見積もりの数字に—・る」
頭(あたま)を擡(もた)・げる
1 隠れていたこと、押さえていたことが、考えや思いに浮かぶ。「ふとした疑念が—・げる」 2 少しずつ勢力を得て現れてくる。台頭する。「急進派が—・げる」
あたり‐どし【当(た)り年】
1 農作物の収穫量の特に多い年。「桃の—」 2 特によいことが多く、思いどおりになる年。「結婚はする、課長にはなる、全く君の—だ」 [補説]2は、よいことの多くある年について言うのが本来の使い方...
あたり‐もの【当(た)り物】
1 思いどおりになったもの。成功した催しなどをいう。 2 (「中り物」とも書く)食べて中毒を起こしたもの。
あだ‐ぼれ【徒惚れ】
1 浮気心からする恋。「このほど—あそばし是非に誓紙書けとて」〈浮・置土産・四〉 2 思いをかけても、かなわない恋。「石車にのって—するは男の屑の葛餅」〈浄・松風村雨〉
あつ・い【熱い】
[形][文]あつ・し[ク] 1 温度が著しく高く感じられる。「—・いお茶」「からだ中が—・くなる」⇔冷たい。 2 感情が高まった状態である。 ㋐恋する相手に夢中になるさま。また、深く愛し合うさま...
あつか・う【熱かふ】
[動ハ四] 1 熱に苦しむ。「火の神かぐつちを生まむとする時に、—・ひ懊悩(なや)む」〈神代紀・上〉 2 もだえ苦しむ。思い煩う。「妃、床に臥して涕泣(いさ)ち、—・ひて」〈継体紀〉