鮑(あわび)の片思(かたおも)い
《アワビは、二枚貝の片側だけのように見えるところから》自分が慕っているだけで、相手にはその気のない恋をいう。磯(いそ)の鮑の片思い。
あん‐がい【案外】
[名・形動] 1 予想が外れること。思いがけないこと。また、そのさま。思いのほか。副詞的にも用いる。「彼女には—な一面がある」「—よくできた」 2 非常識で無礼なこと。また、そのさま。「—なる素...
アンコンシャス‐バイアス【unconscious bias】
人が無意識に持っている、偏見や思い込み。経験則によって、気づかないうちに身につけたもので、本人が意識しないところで、行動や意思決定に影響を与える。無意識の偏見。UCB(unconscious b...
あん‐ごう【暗合】
[名](スル)思いがけなく物事が一致すること。偶然に一致すること。「いわゆる処生の方法とも—して安全である」〈寅彦・自画像〉
あん‐しゅう【暗愁】
心を暗くする悲しい物思い。「—が彼の心を翳って行った」〈梶井・冬の日〉
あん・ずる【案ずる】
[動サ変][文]あん・ず[サ変] 1 考えをめぐらす。考え出す。いろいろ工夫する。「一計を—・ずる」 2 心配する。思い煩う。気遣う。「—・ずるには及ばない」「将来を—・ずる」 3 はっきりしな...
あん‐ない【案内】
[名](スル) 1 道や場所を知らない人をそこに導くこと。また、ある地域を見せて歩くこと。「館内を—する」「道—」 2 取り次ぐこと。「—を請う」 3 事情やようすなどを知らせること。また、その...
あん‐の‐うち【案の内】
計画どおり。思いのまま。「平家を滅ぼさんの—に候へども」〈平家・一〇〉
い【意】
1 心に思うこと。気持ち。考え。意見。「遺憾の—を表す」 2 言葉や行為が表している内容。意味。わけ。「読書百遍—おのずから通ず」 3 《(梵)manasの訳》仏語。あれこれと思いめぐらす心の働...
い【意】
[音]イ(呉)(漢) [訓]こころ おもい おもう [学習漢字]3年 1 心の中の思い。気持ち。考え。「意外・意気・意見・意向・意志・意識・意図・意欲/悪意・鋭意・我意・敬意・決意・故意・好意・...