うち‐まいり【内参り】
1 宮中へ参上すること。参内(さんだい)。「右大将のぬし、五節(ごせち)いだし給ひて、—の夜」〈延宝版宇津保・嵯峨院〉 2 「入内(じゅだい)」に同じ。「かく—や何やと我が方ざまをのみ思ひ急ぐや...
お・う【追う/逐う】
[動ワ五(ハ四)] 1 ㋐先に進むものに行き着こうとして急ぐ。あとをついて行く。追いかける。「母親のあとを—・う幼な子」「逃走者を—・う」「機影をレーダーで—・う」 ㋑目標となるものに至り着こう...
おお‐いそぎ【大急ぎ】
[名・形動]たいへん急ぐこと。また、そのさま。「—で用を済ます」
かい‐じょう【開場】
[名](スル) 1 劇場や会場などを開いて人を入場させること。「五時に—する」⇔閉場。 2 新しい建物・施設などを公開すること。「十月の—めざして工事を急ぐ」
かえり‐い・ず【帰り出づ】
[動ダ下二] 1 もといた所にもどって姿を見せる。「内侍のもとに—・でて」〈竹取〉 2 もといた所へかえるために、ある所を出る。「皆その急ぐべきものどもなど取り具しつつ—・で侍りにし」〈源・蜻蛉〉
かた・す【肩す】
[動サ変]駕籠(かご)かきが、駕籠の棒を息杖(いきづえ)で支えて肩を休める。「先へ急ぐは駕籠の足、せめて—・して止めもせず」〈浄・寿の門松〉
か・る【駆る/駈る】
[動ラ五(四)] 1 追いたてる。せきたてて追う。「牛を—・ってさくの中に追い込む」 2 速く走らせる。急がせる。「車を—・って現場へ急ぐ」 3 ある行動を取らなければならないような気持ちにする...
きゅう‐きゅう【急急】
[形動ナリ]非常に急ぐさま。「心—にして時々物狂ひのやうなれども」〈盛衰記・一八〉
こころ‐おきて【心掟】
1 心の持ちよう。心構え。また、ものの考え方。「幼かるべき程よりは、—大人大人しく目やすく」〈源・竹河〉 2 心に思い定めておいたこと。「御裳着のことおぼし急ぐ御—、世の常ならず」〈源・梅枝〉
こ‐ばや【小早】
[名]「小早船」の略。 [形動][文][ナリ]時間的に少し早めであるさま。また、少し急ぐさま。「—に出かける」「—な足どりで歩く」