きゅう‐たん【急湍】
流れの速い瀬。早瀬。急灘(きゅうだん)。「老木の蔭を負い、—の浪に漬りて」〈紅葉・金色夜叉〉
きゅう‐だん【急灘】
「急湍(きゅうたん)」に同じ。
きゅう‐だん【急談】
急を要する話・用談。
きゅう‐ちょう【急潮】
1 流れの速い潮流。 2 太平洋岸で、外洋水が沿岸に押し寄せる現象。冬季、沖合を低気圧が通過するときに起こることが多く、相模湾・駿河湾ではブリの大漁をもたらす。
きゅう‐ちょう【急調】
調子が急なこと。物事の進み方などが速いこと。急調子。「—にこみあげる苦悶の呻き声」〈徳永・太陽のない街〉
きゅう‐ちょうし【急調子】
調子や物事の進み方が非常に速いこと。急テンポ。「—で事が進む」
きゅう‐つい【急追】
[名](スル)急いで追うこと。激しく追いかけること。「先行馬を—する」
きゅう‐ていしゃ【急停車】
[名](スル)自動車や電車などを急にとめること。また、自動車や電車などが急にとまること。「—にご注意ください」
きゅう‐てん【急転】
[名](スル)物事のようすが急に変わること。「事態が—する」
きゅう‐てんかい【急展開】
状況がにわかに大きく進展すること。「事態は想定外の—を迎えた」