まんせい‐こうまくがいけっしゅ【慢性硬膜外血腫】
頭部を打撲してから数週間から数か月の間に、頭蓋骨と硬膜の間に血液が少しずつ溜まっていく病気。高齢者に多く見られる。→硬膜外血腫 →急性硬膜外血腫 →慢性硬膜下血腫
まんせい‐こつずいせいはっけつびょう【慢性骨髄性白血病】
慢性白血病の一。フィラデルフィア染色体とよばれる遺伝子突然変異により、造血幹細胞に異常が起こり、血球が無制限に増殖する。中年以降に発症することが多い。主症状は極度の疲労感・寝汗・発熱。治療は急速...
まんせい‐しっかん【慢性疾患】
慢性の経過をたどる病気。糖尿病・高血圧症など。慢性病。→急性疾患
まんせい‐すいえん【慢性膵炎】
膵臓(すいぞう)に繰り返し炎症が起こり、膵臓の細胞が破壊され、膵臓の機能が徐々に失われていく病気。約半数は長期にわたるアルコールの過剰摂取によると考えられ、他に、胆石症に合併する場合や、原因不明...
まんせい‐ちゅうじえん【慢性中耳炎】
鼓膜に穴が開いたままの状態となり、細菌やウイルスが中耳に感染し、慢性的な炎症を起こす、中耳炎の一種。耳垂れや難聴などの症状がみられるが、多くの場合痛みはない。小児期に急性中耳炎が適切に治癒せず、...
まんせい‐はっけつびょう【慢性白血病】
骨髄にある造血細胞が、分化・成熟する能力を保ちながら、無制限に増殖していく病気。慢性骨髄性白血病と慢性リンパ性白血病に大別される。進行は緩やかで症状は軽いが、放置すると急性白血病に移行することが...
まんせい‐ひばく【慢性被曝】
長期間にわたる被曝。一方、短時間の被曝は急性被曝という。放射線量の総量が等しい場合、急性被曝の方が慢性被曝に比べて人体への影響は大きくなる。
マンチェスター‐がくは【マンチェスター学派】
19世紀前半、マンチェスターを中心に経済的自由主義、特に自由貿易を主張して実践した一群の急進主義者。コブデン・ブライトを指導者として穀物条例を撤廃させた。
マースーレ【Māsūle】
イラン北西部、ギーラーン州の村。州都ラシュトの南西約60キロメートルに位置する。標高1000メートル以上の急峻(きゅうしゅん)な山肌に家々が並び、平らな屋根は人々が行き交う道として利用され、独特...
ミエロパシー【myelopathy】
癌(がん)などの悪性腫瘍(しゅよう)にともなって起こる急性の脊髄(せきずい)障害。運動・知覚の麻痺(まひ)を伴う。