きゅう‐せい【急逝】
[名](スル)急に死ぬこと。急死。「—した作家を悼む」
きゅうせい‐かんいしゅくしょう【急性肝萎縮症】
肝臓が広範囲にわたって急激に機能障害を起こし、縮小する病状。劇症肝炎でみられる。
きゅうせい‐かんせんしょう【急性感染症】
感染症のうち、発病・進行の経過が急であるもの。麻疹(はしか)・インフルエンザ・腸チフス・赤痢(せきり)・コレラなど。急性伝染病。
きゅうせい‐き【急性期】
病気やけがの症状が急激に現れる時期。病気のなり始めなど。病状が不安定な状態から、治療によってある程度安定した状態になるまでの期間。→急性期病院
きゅうせいき‐びょういん【急性期病院】
急性疾患や慢性疾患の急性増悪などで緊急・重症な状態にある患者に対して入院・手術・検査など高度で専門的な医療を提供する病院。→慢性期病院
きゅうせい‐こうまくかけっしゅ【急性硬膜下血腫】
頭部の外傷などにより、硬膜と脳の間で出血が起こり、短時間で血腫ができた状態。外傷による脳の損傷、または血腫の増大に伴って脳が圧迫されることにより、意識障害などの症状が現れる。脳動脈瘤破裂など外傷...
きゅうせい‐こうまくがいけっしゅ【急性硬膜外血腫】
頭部の外傷などにより、硬膜の血管が損傷し、頭蓋骨と硬膜の間で出血が起こり、短時間で血腫ができた状態。血腫が脳を圧迫し、頭痛・嘔吐などの症状が現れる。血腫が大きくなると、意識障害をきたす。頭蓋内血...
きゅうせい‐こつずいせいはっけつびょう【急性骨髄性白血病】
急性白血病のうち、骨髄系の造血細胞が分化・成熟する働きを失い、正常な血液を作ることができなくなる病気。骨髄系の造血細胞は、本来ならリンパ球以外の白血球や赤血球・血小板に分化するが、この病気では、...
きゅうせい‐しきゅうたいじんえん【急性糸球体腎炎】
むくみ・乏尿・高血圧・血尿・蛋白尿などの症状を急に発症する糸球体腎炎。扁桃炎(へんとうえん)などの感染症に続いて起こることが多い。急性腎炎症候群。
きゅうせい‐しっかん【急性疾患】
症状が急に起こり、その進み方が速い病気。急性病。→慢性疾患