くっ‐せい【屈性】
植物のある器官が、外部からの刺激に対して一定の方向へ屈曲する性質。刺激の来る方向に向かうのを正の屈性、逆を負の屈性という。屈光性・屈地性・屈湿性などがある。→傾性
くっち‐せい【屈地性】
植物体が重力の作用に対して示す屈性。一般に根は正の屈地性、茎は負の屈地性を示す。重力屈性。
くつじつ‐せい【屈日性】
植物の葉や茎が、太陽の光の来る方向に屈曲する性質。向日性。
くまで‐しょう【熊手性】
なんでも自分のものにしようとする欲深い性質。「花車さまは御存知—」〈浮・禁短気・三〉
くもすけ‐こんじょう【雲助根性】
人の弱みにつけ込んでゆすりをするような卑しい根性。
くろう‐しょう【苦労性】
[名・形動]小さいことまで気にかけて心配する性質。また、そのさま。「見掛けによらず—な男」
ぐうき‐せい【偶奇性】
⇒パリティー3
ぐうぜん‐せい【偶然性】
1 予期しないことが起こる要素・性質。 2 哲学で、 ㋐因果系列に含まれない事象が客観的に生起すること。 ㋑すべての事象が因果系列の連鎖の中に位置するという決定論の立場から、生起する事象について...
ぐうゆう‐せい【偶有性】
⇒偶有的属性
ぐうゆうてき‐ぞくせい【偶有的属性】
ある事物にとって、本質的なものではなく偶然に備わっているとみられる性質。偶有性。⇔本質的属性。