あい‐しょう【相性/合(い)性】
1 男女の生まれを暦の干支(えと)や九星などに当てて相生(そうせい)・相克を知り、二人の縁を定めること。中国の五行(ごぎょう)思想から出た考え方。→五行 2 互いの性格・調子などの合い方。「上司...
あがり‐しょう【上がり症/上がり性】
人前で極度に緊張しやすい質(たち)であること。
あき‐しょう【飽(き)性/厭き性】
物事に飽きやすい性質。
あくしつ‐せい【悪質性】
悪質であること。たちが悪いこと。「—の高い交通違反」
あく‐しょう【悪性】
[名・形動]悪い性質。たちのよくないこと。また、そのさま。特に、酒色にふけりたがる性質などをいう。「—な男を、此の内には一日もならぬ」〈浮・禁短気・四〉
あいしょう【相性】
[共通する意味] ★互いに性格や気持ちなどが合うこと。[英] affinity[使い方]〔相性〕▽相性の良い夫婦▽あの人とは相性が悪い〔合い口〕▽彼とは合い口がいい[使い分け]【1】二語とも、多...
いんせい【陰性】
[共通する意味] ★性格が暗く、快活でないさま。[英] gloominess; melancholy[使い方]〔陰気〕(形動)▽彼はいつも陰気な顔をしている▽無口で陰気な人〔陰性〕▽彼はどちらか...
かのうせい【可能性】
[共通する意味] ★何かが起こりうる、あるいは、ある状態になりうる見込み。[英] possibility[使い方]〔可能性〕▽生還の可能性はない▽助かる可能性がある〔蓋然性〕▽蓋然性が高い〔プロ...
かんしょう【癇性】
[共通する意味] ★ちょっとしたことでも激しやすい性質。[英] hot-tempered[使い方]〔癇〕▽彼のいうことは、いちいち癇にさわる(=腹立たしく思う)▽あの子は癇が強い〔癇癪〕▽癇癪を...
かんじゅせい【感受性】
[共通する意味] ★外からの刺激を直観的に感じとり、受けとめる能力。[英] sensibility[使い分け]【1】「感受性」は、刺激を心に深く受けとめ、深い反応をよび起こす力。繊細な能力で、プ...
うんしんげっせい【雲心月性】
名声や利益を求めず、雲や月のように清らかな心や性質をもつ人のこと。
きょうけいのせい【薑桂之性】
年老いてますます剛直なことのたとえ。また、特有の性質は簡単には変わらないたとえ。▽「薑」はしょうが。「桂」は肉桂にっけい(にっき)。ともに古くなってもその辛さを失わず、辛さを増すことからいう。
とうにんこんじょう【盗人根性】
盗みをするような者の根性。盗人に共通する、ずるくていやらしい性質。
みょうせんじしょう【名詮自性】
物の名は、その物自体の本性を表すということ。名が自らの性質を備えているということ。▽仏教語。略して「名詮」ということもある。「詮」はときあかす意。「自性」はその物の性質、本性。「性」は「称」とも書く。
げっしょう【月性】
[1817〜1858]江戸末期の浄土真宗の僧。周防(すおう)妙円寺の住職。字(あざな)は知円。号は清狂。諸国を巡り、志士と交遊、尊王攘夷・海防論を唱えた。「男子志を立てて郷関を出(い)ず」の詩は有名。
そせい【素性】
平安前期の歌人。三十六歌仙の一人。俗名、良岑玄利(よしみねのはるとし)。遍昭の子。左近将監、のち出家し、権律師(ごんのりっし)となる。歌は古今集・後撰集にある。家集「素性集」。良因朝臣(よしより...
にんしょう【忍性】
[1217〜1303]鎌倉時代の真言律宗の僧。大和の人。字(あざな)は良観。叡尊(えいぞん)・覚盛(かくじょう)に師事。鎌倉に極楽寺を開創。道路・橋梁の建設や貧民救済など社会事業に尽くした。忍性...