そうしょく‐せい【草食性】
動物の食性で、草食を主とするもの。
そうしょく‐せい【走触性】
接触が刺激となって起こる走性。イトミミズが互いに密集したり、ミミズが餌箱の隅に集合したりする性質。接触走性。
そう‐せい【走性】
自由に運動できる生物が外界の刺激に対して一定方向に移動または運動する性質。刺激の方に向かう場合を正の走性、遠ざかる場合を負の走性といい、刺激の種類により走光性・走化性・走熱性・走流性などに分ける...
そうせい‐せい【早成性】
動物が生まれてまもなく自立して生活する性質。馬・鯨などにみられる。離巣性。早熟性。⇔晩成性。
そうち‐せい【走地性】
生物が重力の刺激に対して示す走性。カタツムリが斜面をのぼるなど。重力走性。
そうでん‐せい【走電性】
電流の刺激によって起こる走性。陽極に向かう場合を正の、負極に向かう場合を負の走電性といい、自然界ではミミズやヒトデが正の、ゾウリムシなどが負の走電性を示す。電気走性。
そうねつ‐せい【走熱性】
温度差の刺激によって起こる走性。高温に向かう場合を正の、低温に向かう場合を負の走熱性といい、カやノミが正の、鞭毛藻類・珪藻類・緑藻類が負の走熱性を示す。温度走性。
そうばつ‐せい【双罰性】
犯罪捜査を要請する国と、要請される国の双方で犯罪とされる行為についてのみ捜査協力をすること。
そうふう‐せい【走風性】
空気の流れによって起こる走性。トンボやガは風上に向かう正の走風性を示すことが知られる。
そうほ‐せい【相補性】
1 量子力学的現象を記述するために、ボーアが提唱した概念。電子の位置と速さ、光の粒子性と波動性のように、不確定性原理から二つの量が同時に測定できない関係にある現象を互いに相補的であるといい、この...