かい【怪】
[名] 1 あやしいこと。不思議、あるいは不気味なこと。「自然界の—」「古井戸の—」 2 化け物。変化(へんげ)。「古猫の—」 [接頭]漢語名詞に付いて、あやしい、うさんくさい、不思議な、な...
かい【怪】
[常用漢字] [音]カイ(クヮイ)(漢) ケ(呉) [訓]あやしい あやしむ 〈カイ〉 1 不思議な。あやしい。「怪異・怪火・怪奇・怪死・怪談・怪盗・怪物・怪文書/奇怪・醜怪」 2 並外れてい...
かい‐かい【怪怪】
[形動][文][ナリ]非常にあやしいさま。「奇々—な事件」
き‐かい【奇怪】
[名・形動] 1 常識では考えられないほど怪しく不思議なこと。また、そのさま。きっかい。「—な事件が起こる」 2 常識に外れていて合点のゆかないこと。けしからぬこと。また、そのさま。きっかい。「...
きき‐かいかい【奇奇怪怪】
[名・形動]《「奇怪」のそれぞれの字を重ねて意味を強めた語》きわめて奇怪なこと。また、そのさま。「—な事件」
きっ‐かい【奇っ怪】
[名・形動]「きかい(奇怪)」を強めていう語。「—な振る舞い」「—千万(せんばん)」
け【怪/恠】
1 あやしいこと。不思議なこと。怪異。「かやうの—ども、未然に凶を示しけれども」〈太平記・二〇〉 2 もののけ。たたり。「この男も生頭痛(なまかしらいた)くなりて、女は喜びつれどもそれが—のする...
け【怪/芥/懈】
〈怪〉⇒かい 〈芥〉⇒かい 〈懈〉⇒かい
げん‐かい【幻怪】
[名・形動]怪しいこと。不思議なこと。また、そのさま。「夜空に—な光が走る」
こ‐かい【古怪】
[名・形動]奇異なこと。ふしぎなこと。また、そのさま。「大勢の奴隷に担がれた—な輦台(れんだい)」〈三島・仮面の告白〉