しょう‐ふん【嘗糞】
《呉に敗れた越王勾践(こうせん)が、呉王の糞を嘗(な)めてその病気はじきに治るだろうと予言したという「呉越春秋」勾践入臣外伝の故事から》恥も外聞も捨てて、人にへつらうことのたとえ。
しょう‐ようきん【小腰筋】
腸腰筋の一つ。大腰筋の前面にある細長い筋で、腰椎から起こり寛骨の腸恥隆起につき、脊柱(せきちゅう)の屈曲を補助する。
しり‐がお【知り顔】
［名・形動ナリ］よく知っているような顔つき。また、そのようなさま。知ったふう。「女御は、秋のあはれを—に答へきこえてけるも悔しう恥づかしと」〈源・薄雲〉
尻(しり)がこそばゆ・い
場違いで落ち着かない。気恥ずかしくて居心地が悪い。「皆に注目されて—・い」
しり‐ぶり【後振り】
後ろ姿。「里人の見る目恥づかしさぶるこにさどはす君が宮出—」〈万・四一〇八〉
しりめ‐づかい【尻目遣い】
尻目に見ること。無視すること、また、媚(こび)や恥じらいを含んだ目つきで見ることにいう。「—に行き過ぎる」
しるし‐の‐おび【標の帯】
懐妊を祝って、そのしるしに結ぶ帯。5か月めの吉日に妊婦が腹に締めた。いわた帯。「かの恥ぢ給ふ—の引き結はれたるほどなど」〈源・宿木〉
しんせ‐むざん【信施無慚】
僧が布施を受けながら、それにふさわしい徳を積まず、しかも恥じないこと。
心臓(しんぞう)に毛(け)が生(は)えて◦いる
厚顔無恥である。あつかましい。肝(きも)に毛が生えている。
じく‐じ【忸怩】
［名］(スル)深く恥じ入ること。「吾人、実に—するに堪えざるなり」〈東海散士・佳人之奇遇〉 
［ト・タル］［文］［形動タリ］深く恥じ入るさま。「—として非礼を謝す」「内心—たる思い」 [補説]...
