恥(はじ)の恥(はじ)
「恥の上塗(うわぬ)り」に同じ。
恥(はじ)も外聞(がいぶん)も無(な)・い
恥ずかしいという感情もなければ、世間の取り沙汰も気にしない。なりふりをかまわない。「—・く金もうけに精を出す」
はじらい【恥じらい/羞じらい】
恥ずかしがること。「—の色を見せる」
はじら・う【恥じらう/羞じらう】
[動ワ五(ハ四)]恥ずかしがる。はにかむ。「花も—・う風情(ふぜい)」
は・じる【恥じる/羞じる/慙じる/愧じる】
[動ザ上一][文]は・づ[ダ上二] 1 恥ずかしいと思う。面目なく思う。「世間に—・じる」「軽率な発言を—・じる」 2 (多く打消しの形で用いる)名誉などを傷つける。ひけをとる。「学校の名に—・...
恥(はじ)を掻(か)・く
人前で恥ずかしい思いをする。面目を失う。「人の名前を読み違えて—・く」
恥(はじ)を曝(さら)・す
公衆の面前で恥をかく。自分の恥を大勢の人に知られる。「家庭内の—・す」
恥(はじ)を知(し)・る
恥ずべきことを知る。恥であることを自覚する。「—・るは勇(ゆう)に近し」
恥(はじ)を雪(すす)・ぐ
受けた恥をぬぐい消す。名誉を取り戻す。「みずから疑惑を解明し—・ぐ」
恥(はじ)を捨(す)・つ
恥を恥とも思わないで行動する。「面(おも)なきことをば—・つとは言ひける」〈竹取〉