え【恵/慧】
《(梵)prajñāの訳》仏語。物事をよく見極め、道理を正しく把握する精神作用。三学の一。智慧。
え【恵/慧】
〈恵〉⇒けい 〈慧〉⇒けい
えご‐のり【恵胡海苔】
イギス科の紅藻。日本海沿岸などに産し、主にホンダワラ類に着生する。紫紅色を帯び、太い糸状で末端は鉤(かぎ)状に曲がり絡み合う。寒天の材料、また食用。えご。おきうと。からくさいぎす。《季 夏》→お...
え‐さん【恵山】
北海道、渡島(おしま)半島南東端にある二重式成層火山。標高618メートル。火口原には高山植物が群生。山麓に恵山温泉がある。
えしん‐は【恵心派】
恵心僧都源信を開祖とする、仏像・仏画作者たちの一派。
えしん‐りゅう【恵心流】
恵心僧都源信を祖とする天台宗の一学派。檀那(だんな)流とともに恵檀二流と称された。
えすとる【恵須取】
ロシア連邦、サハリンにある町ウグレゴルスクの、日本領時代の名称。
えだん‐にりゅう【恵檀二流】
日本天台宗における恵心(えしん)流と檀那(だんな)流の二流。良源門下の源信と覚運をそれぞれ祖とする。
えな【恵那】
岐阜県南東部の市。中心の大井はもと中山道(なかせんどう)の宿駅。精密機械や製紙、電機工業が盛ん。人口5.4万(2010)。
えな‐きょう【恵那峡】
岐阜県南東部、木曽川中流の峡谷。景勝地。大正13年(1924)日本最初のダム式発電所として作られた大井ダムがある。