しゅんえ【俊恵】
[1113〜?]平安末期の歌人。東大寺の僧。源俊頼の子。通称大夫公(たゆうのきみ)。白川の自坊歌林苑で歌会・歌合わせを主催。鴨長明に歌を教えた。家集に「林葉和歌集」がある。
じ‐けい【慈恵】
慈愛の心をもって他に恵みを施すこと。また、その恵み。
じん‐けい【仁恵】
思いやりの心と、恵み。
ち‐え【知恵/智慧】
1 物事の道理を判断し処理していく心の働き。物事の筋道を立て、計画し、正しく処理していく能力。「—を借りる」「生活の—」 2 (智慧)仏語。相対世界に向かう働きの智と、悟りを導く精神作用の慧。物...
ちり‐ゆきえ【知里幸恵】
[1903〜1922]アイヌ文化伝承者。北海道の生まれ。真志保の実姉。著作にアイヌ神話の採録と翻訳をまとめた「アイヌ神謡集」がある。
つけ‐ぢえ【付け知恵】
他人が助言してつけた知恵。入れ知恵。差し知恵。「側(はた)から—がございますから」〈滑・浮世風呂・三〉
てん‐けい【天恵】
天が人に与える恵み。天恩。「豊かな—をこうむる」
とっ‐けい【特恵】
特に有利なようにとりはからうこと。特別の恩恵。
はしり‐ぢえ【走り知恵】
[名・形動ナリ]物事を早のみこみして思慮の浅いこと。また、そのさま。「ましてや—なる兄嫁なんどが何として知るべし」〈浮・五人女・一〉
はなのさき‐ぢえ【鼻の先知恵】
「鼻の先3」に同じ。「—にて、大方に生まれつきし娘自慢」〈浮・一代女・四〉