ばり‐ざんぼう【罵詈讒謗】
[名](スル)悪口の限りを言い、手ひどくののしること。また、その言葉。「裏切った友人を—する」
ばり‐ぞうごん【罵詈雑言】
口を極めた悪口。「—を浴びせる」
ひ【誹】
[音]ヒ(呉)(漢) ハイ(慣) [訓]そしる 〈ヒ〉悪口を言う。そしる。「誹毀(ひき)・誹謗(ひぼう)」 〈ハイ〉「俳」の音借字。「誹諧(はいかい)・誹風」
ひ‐き【誹毀/非毀】
[名](スル)悪口を言うこと。他人の悪事や醜行をあばいて、その名誉を傷つけること。「アゼシラウス王の所置を、常に—する程なれば」〈竜渓・経国美談〉
ひぼう‐ちゅうしょう【誹謗中傷】
[名](スル)根拠のない悪口を言いふらして、他人を傷つけること。
ふういん‐きり【封印切】
浄瑠璃「冥途(めいど)の飛脚」の中の巻の通称。八右衛門の悪口に逆上した忠兵衛が、屋敷の金300両の封印を切って八右衛門にたたきつける場面。
ヘイト‐スピーチ【hate speech】
《ヘイトは憎悪の意》憎悪をむき出しにした発言。特に、公の場で、特定の人種・民族・宗教・性別・職業・身分に属する個人や集団に対してする、極端な悪口や中傷のこと。
ぼう【謗】
[音]ボウ(バウ)(慣) ホウ(ハウ)(呉)(漢) [訓]そしる 悪口を言う。そしる。「謗法(ほうぼう)/讒謗(ざんぼう)・誹謗(ひぼう)」
ぼう‐げん【謗言】
誹謗(ひぼう)する言葉。悪口。
間(ま)が悪(わる)・い
1 きまりが悪い。ばつが悪い。「悪口の当人がそばにいて—・い思いをする」 2 運が悪い。折が悪い。「—・いことに留守だった」