わるくち‐まつり【悪口祭(り)】
社寺の参詣人が互いに悪口を言い合ったり、ののしりあったりする祭り。勝ったものには好運があるという。悪口(あっこう)祭り。悪態祭り。
わる‐ぐせ【悪癖】
悪い癖。あくへき。
わる‐ごう【悪功】
1 悪事に年功を積んでいること。「—の入った吏官の如くなぞ」〈玉塵抄・三〉 2 悪質ないたずら。わるふざけ。わるてんごう。「—あるほど尽くしてものしける」〈浮・一代男・一〉
わる‐ごたち【悪御達】
口の悪い女房たち。「後の大殿のわたりにありける—の」〈源・竹河〉
わる‐さ【悪さ】
1 悪いこと。悪い状態。また、その度合い。「歯切れの—」 2 いたずら。悪ふざけ。「子供相手に—をする」「—を覚える」 3 いたずらっ子。わんぱくな子供。「お師匠様でござりますか。—をお頼み申し...
わる‐さわぎ【悪騒ぎ】
他人の迷惑もかまわずに騒ぐこと。また、その騒ぎ。
わる‐じゃれ【悪洒落/悪戯】
1 たちの悪いいたずら。悪ふざけ。 2 へたなしゃれ。だじゃれ。
わる‐ずい【悪推】
「悪推量」の略。「—ばかりせずと、浜の宿へ寄ってくんなよ」〈人・梅児誉美・三〉
わる‐ずいりょう【悪推量】
邪推して悪いほうに考えること。
わる‐ずれ【悪擦れ】
[名](スル)世間ずれしてずるがしこくなること。「—した人」