あくまのれいえき【悪魔の霊液】
《原題、(ドイツ)Die Elixiere des Teufels》ホフマンの小説。第1巻は1615年、第2巻は1816年刊。英国の作家ルイスのゴシック小説「マンク」の影響がみられる。悪魔の美酒...
あくま‐ばらい【悪魔払い】
祈祷(きとう)などによって悪魔を追い払うこと。
あくまれいはい【悪魔礼拝】
種村季弘の随筆集。古代から現代に至るヨーロッパの悪魔学の歴史をひもときつつ、近代芸術・文学の成立過程を論じる。昭和54年(1979)刊。
あく‐みょう【悪名】
1 「あくめい(悪名)」に同じ。 2 悪事を働いた者。また、その悪事。「是も新九郎—にまぎれなく」〈浮・武家義理・六〉 [補説]書名別項。→悪名
悪夢(あくむ)から覚(さ)・める
今まで自覚せずに行ってきた悪いことに気づく。
あく‐め【悪目】
1 悪い事情。落ち目。「如何なる家の—ぞや、諸神諸仏も見はなしたまうか」〈逍遥・桐一葉〉 2 他人に悪く見える点。欠点。落ち度。「何を—に離別とは」〈浄・会稽山〉 3 刀にできる縦の裂け目。「—...
あく‐めい【悪名】
悪い評判。よからぬうわさ。あくみょう。「—が高い」
あく‐やく【悪役】
1 映画や芝居などの悪人の役。敵役(かたきやく)。悪形(あくがた)。 2 (比喩的に)人に憎まれる役回り。「—にまわる」
あく‐ゆう【悪友】
1 交際していてためにならない友人。悪いことを共にする仲間。⇔良友。 2 特に仲のよい友人や遊び仲間を親しんでよぶ言い方。「学生時代からの—」
あく‐よう【悪用】
[名](スル)本来の用途とは違って、悪い目的に利用すること。「他人の名刺を—する」