じ‐おん【慈恩】
いつくしみぶかい恩。厚い情け。
じ‐しん【慈心】
情け深い心。いつくしみの心。
じ‐ぜん【慈善】
情けや哀れみをかけること。特に、恵まれない人々や被害にあった人々に経済的な援助をすること。「—を施す」「—家」
じひ‐ぶか・い【慈悲深い】
[形][文]じひぶか・し[ク]他をいつくしみあわれむ気持ちが深い。情け深い。「—・い僧」
じん【仁】
[音]ジン(漢) ニ(慣) ニン(呉) [学習漢字]6年 〈ジン〉 1 他者への思いやり。情け。「仁愛・仁義・仁君・仁慈・仁術・仁道・仁徳/寛仁・不仁」 2 人。また、人を敬っていう語。「仁兄...
じん‐あい【仁愛】
[名・形動]情け深い心で人を思いやること。いつくしむこと。また、そのさま。「—の心」「忠孝—なる同胞(きょうだい)」〈魯庵・社会百面相〉
じん‐しゃ【仁者】
1 情け深い人。 2 儒教の説く仁徳を備えた人。仁人。
じん‐じ【仁慈】
思いやりがあって情け深いこと。「博愛—の聞えたかき兄を」〈一葉・別れ霜〉
じん‐じょ【仁恕】
1 情け深く、思いやりがあること。 2 相手をあわれんで罪を許すこと。
すい‐れん【垂憐】
情けをかけること。「其上本国の民にても同じ人類の事なれば御—可被下(くださるべく)」〈条野有人・近世紀聞〉