そう‐けん【想見】
[名](スル)思い浮かべること。想像してみること。「情景を—する」
そう‐さつ【想察】
[名](スル)あれこれと事情を推察すること。「以て其時代の人情風俗を—し得べきなり」〈田口・日本開化小史〉
そうじつろん【想実論】
石橋忍月の文学論。明治23年(1890)3月、「江湖新聞」に連載。作者の精神を起点として、文学創作について論じたもの。
そう‐ぞう【想像】
[名](スル)実際には経験していない事柄などを推し量ること。また、現実には存在しない事柄を心の中に思い描くこと。「—をたくましくする」「—上の動物」「縄文人の生活を—する」「—したとおりの結果になる」
想像(そうぞう)が付(つ)・く
想像できる。見当が付く。「話の内容はだいたい—・く」「—・かない広さ」
そうぞう‐じょう【想像上】
現実には存在せず、想像したものであること。「—の生物」
そうぞう‐にんしん【想像妊娠】
実際には妊娠していないのに、妊娠していると思い込み、月経停止・つわりや乳房が膨らむなどの徴候を示すもの。妊娠していないことがわかると徴候は消失する。
そうぞう‐りょく【想像力】
1 想像する能力や、心の働き。「—を働かせる」 2 カント哲学で、感性と悟性という二つの異質な能力を媒介する能力。構想力。
想像(そうぞう)を絶(ぜっ)・する
想像できる範囲をはるかにこえている。「病気との—・するたたかい」
そう‐てい【想定】
[名](スル)ある条件や状況を仮に設定すること。「火災を—して避難訓練をする」