京(きょう)に田舎(いなか)あり
にぎやかな都にも、意外に田舎のような所がある。
草(くさ)を打(う)って蛇(へび)に驚(おどろ)く
なにげなくしたことから意外な結果が生じるたとえ。草を打って蛇を驚かす。
怪我(けが)の功名(こうみょう)
過失と思われたこと、なにげなしにやった事が、意外によい結果になること。
けっ‐か【結果】
[名](スル) 1 ある原因や行為から生じた、結末や状態。また、そのような状態が生じること。「よい—をもたらす」「不幸な—を招く」「意外な—が出る」⇔原因。「—した肺尖カタルや神経衰弱がいけない...
懸念(けんにょ)もな・い
1 思いがけない。意外である。「負けることは—・いこと」〈浄・太功記〉 2 そ知らぬふりをしている。平気なさまでいる。「入り乱れて、もみにもみしが、女は—・い顔」〈浮・三所世帯・中〉
ここ‐な【此処な】
《「ここ(此処)なる」から》 [連体] 1 人や物を表す語の上に付いて、それがすぐ手近にあることを示す。ここにいる。ここにある。この。「—殿様へ売ったほどに、そなたへやることはならぬ」〈虎明狂...
こと‐の‐ほか【殊の外】
[副] 1 予想と、かなり違っているさま。思いのほか。案外。意外。「—よい記録が出た」 2 程度が際立っているさま。格別。とりわけ。「今年は—寒い」
[形動ナリ]
に同じ。「—なる御もてなし...
これ‐は【此れは】
[連語]意外な物事に出会って驚いたり、感動したりしたときに用いる語。「やあ、—ようこそ」「—すばらしい」
此(こ)れは如何(いか)に
まったく意外な事に驚いたときに用いる言葉。これはなんとしたことだろう。「—目の前の人物が一瞬にして消えてしまうとは」
此(こ)れはさて
物事の意外なのに驚き、または考えるときなどにいう言葉。さてこれは。これはまあ。「—、何としてもくれられぬ」〈狂言記・抜殻〉