じょう‐い【上意】
1 主君・支配者の意見、または命令。⇔下意(かい)。 2 江戸時代の将軍の命令。
じょう‐さく【上策】
1 すぐれた考えや策略。良策。「この際あきらめるのが—だ」⇔下策。 2 上位の者に意見を書いた文書を提出すること。上表。
じょう‐しき【常識】
一般の社会人が共通にもつ、またもつべき普通の知識・意見や判断力。「—がない人」「—で考えればわかる」「—に欠けた振る舞い」「—外れ」 [補説]common senseの訳語として明治時代から普及。
じょう‐しょ【上書】
[名](スル)官庁や主君・貴人などに意見を述べた書状を差し出すこと。また、その書状。上疏(じょうそ)。「住宅政策について—する」
じょう‐しん【上申】
[名](スル)意見を上の者に申し述べること。具申。「改革案を—する」「—書」
じょう‐そ【上疏】
[名](スル)事情や意見を書いた書状を主君・上官などに差し出すこと。また、その書状。上書。「民意を—する」
じょう‐そう【上奏】
[名](スル) 1 天皇に意見や事情などを申し上げること。奏上。「民情を—する」 2 明治憲法下で、官庁・議院などが天皇に希望または意見を奏聞(そうもん)したこと。
じょう‐そう【上層】
1 幾重にも重なってできているものの上の方の部分。⇔下層。 2 社会などの中で、上の方の階級・階層。「会社の—部の意見」 3 高い建造物の上の方にある階。
じょうそう‐ぶ【上層部】
1 重なっているものの上のほうの部分。 2 組織の上位を占める階級。また、その人たち。「—の意見を聞く」
じょう‐たつ【上達】
[名](スル) 1 《古くは「しょうたつ」》技芸・技術などがよく身につき、進歩すること。「英会話が—する」 2 下の者の意見などが君主や上位の官に知られること。「下意—」⇔下達(かたつ)。