意(い)に介(かい)・する
気にかける。気にする。「人の忠告など—・するようすもない」
意(い)に適(かな)・う
気持ちに合っている。気に入る。「—・う人材を集める」
意(い)に沿(そ)・う
希望や要求に応じる。「顧客の—・うように設計をやりなおす」
意(い)に染(そ)ま◦ない
気に入らない。気がすすまない。「—◦ない縁談」
意(い)に満(み)た◦ない
満足できない。「—◦ない出来」
い‐ねん【意念】
考え。気持ち。意識。「兼て公辺へ対し後闇(うしろくら)き—を懐(いだ)き」〈染崎延房・近世紀聞〉
意(い)のまま
思うとおり。「富も権力も—になる」
い‐ば【意馬】
心の働きが盛んで静まらないことを、走る馬にたとえていう語。
いば‐しんえん【意馬心猿】
仏語。馬が奔走し猿が騒ぎたてるのを止めがたいように、煩悩・妄念などが起こって心が乱れ、抑えがたいこと。
い‐ひょう【意表】
[名・形動]全く考えていなかったこと。また、そのさま。意外。「相手の—に出る」「平岡の問は実に—に、無邪気に、代助の胸に応えた」〈漱石・それから〉