あい‐ぎょう【愛楽】
[名](スル)《「楽」は好む、願う意》 1 仏語。仏の教えを願い求めること。あいらく。 2 愛好すること。好意を持つこと。「人に—せられずして衆にまじはるは恥なり」〈徒然・一三四〉
あいぎょう‐そう【愛敬相】
仏語。仏・菩薩の、優しく情け深く、穏やかな容貌や態度。
あいぎょう‐づ・く【愛敬付く】
[動カ四]かわいらしさが備わる。「口つき—・きて、少し匂ひたる気(け)つきたり」〈落窪・一〉
あい‐ぎん【愛吟】
[名](スル)好きな詩歌などを折にふれて口ずさむこと。
あい‐くるし・い【愛くるしい】
[形][文]あいくる・し[シク]子供や小動物などの、愛嬌(あいきょう)があって、かわいらしいさま。「—・いしぐさ」 [派生]あいくるしげ[形動]あいくるしさ[名]
あい‐ぐう【愛遇】
[名](スル)心をこめてもてなすこと。
アイグン‐じょうやく【愛琿条約】
1858年、中国黒竜江省の愛琿(現、愛輝(あいき))でロシアと清(しん)との間に結ばれた条約。ロシアは清に、黒竜江(アムール川)左岸の割譲、松花江(ウスリー川)以東を2国の共同管理地区とすること...
あい‐けい【愛敬】
[名](スル)親しみ敬うこと。敬愛。「—の念」「秋田豊は大いに彼の久松菊雄を—して」〈菊亭香水・世路日記〉
あい‐けん【愛犬】
1 かわいがって飼っている犬。 2 犬をかわいがること。「—家」
あい‐こ【愛顧】
[名](スル)目をかけ引き立てること。引き立てられる側からいう語。ひいき。「今後ともいっそうの御—を賜りますよう」