さい‐あい【最愛】
1 最も深く愛していること。「—のわが子」「—の妻を亡くす」 2 男女または夫婦の仲のよいこと。夫婦の間柄。「—の中になりて師家といふ子産みて」〈愚管抄・五〉
さん‐あい【三愛】
1 琴と酒と詩。三友。 2 仏語。 ㋐三界のそれぞれの渇愛である、欲愛と色愛と無色愛。 ㋑臨終に起こす自体愛と境界愛と当世愛。
し‐あい【四愛】
《虞集「四愛題詠序」の「陶潜は菊を愛し、周茂叔は蓮を愛し、林逋は梅を愛し、黄魯直は蘭を愛す」から》菊・蓮・梅・蘭のこと。
し‐あい【私愛】
1 かたよって公平でない愛。 2 ひそかに愛すること。
しぜんとじんせいとあい【自然と人生と愛】
《原題、(チェコ)Příroda, Život a láska》ドボルザークの管弦楽曲。1891年から1892年にかけて、演奏会用序曲として作曲。「自然の中で」「謝肉祭」「オセロ」の3曲からなる...
舐犢(しとく)の愛(あい)
親が子を必要以上にかわいがること。溺愛すること。→舐犢
しょう‐あい【鍾愛】
[名](スル)《「鍾」は集める意》たいそう好きこのむこと。大切にしてかわいがること。「—すること大方(おおかた)ならず」〈谷崎・春琴抄〉
しょうにせいあい【小児性愛】
⇒ペドフィリア
しん‐あい【信愛】
[名](スル) 1 信用してたいせつにすること。「世の中で自分が最も—しているたった一人の人間すら」〈漱石・こゝろ〉 2 信仰と愛。
しん‐あい【深愛】
心から深く愛すること。「—の情ある婦人はその夫をして福祉安楽を享しめ」〈中村正直・明六雑誌三三〉