もつれ【縺れ】
もつれること。「糸の—」「感情の—」
もの‐ごころ【物心】
世の中の物事や人間の感情などについて理解できる心。分別。「—が付く」
物(もの)も言(い)いようで角(かど)が立(た)つ
それほどでないことでも、その話し方によって、相手の感情を傷つけることがある。
もや・す【燃やす】
[動サ五(四)] 1 燃えるようにする。燃す。「落ち葉を—・す」 2 感情や意欲で心を高ぶらせる。「闘志を—・す」 [可能]もやせる
もよおし‐ぐさ【催し種】
ある感情などを引き起こすもとになるもの。誘い出すきっかけ。「物思ひの—なめり」〈源・須磨〉
もら・す【漏らす/洩らす】
[動サ五(四)] 1 液体などを漏れるようにする。こぼす。「水も—・さぬ備え」 2 秘密や隠していることを知らせる。「秘密を—・す」 3 心中の思いを口に出していう。また、感情を思わず表情や声に...
もろ・い【脆い】
[形][文]もろ・し[ク] 1 もとの形や状態がくずれやすい。こわれやすい。「—・い壁」 2 持ちこたえる力が弱い。はかない。「自信は—・くも崩れさった」「—・い友情」 3 感情に動かされやすい...
もん‐ちゃく【悶着/捫着】
[名](スル)《「もんぢゃく」とも》 1 感情や意見の食い違いから起こるもめごと。いさかい。「—を起こす」「一(ひと)—ありそうだ」「芳太郎がお袋と長いあいだ—した挙句に」〈秋声・足迹〉 2 好...
やいの‐やいの
[副]何回も、また、諸方からせきたてるさま。「—(と)催促する」
[連語]感情を込めて激しく相手に迫るときに用いる語。「合点か—」〈浄・五人兄弟〉
やつ‐め【奴め】
[名]「やつ(奴)」を強めていう語。「にくい—」
[代]三人称の人代名詞。「やつ(奴)」をいっそう卑しめたり、憎悪の感情を交えたりしていう語。「—の言いなりになどなるものか」