かけ‐ぬ・ける【駆(け)抜ける/駈け抜ける】
[動カ下一][文]かけぬ・く[カ下二] 1 走って通り過ぎる。走って通り抜ける。「敵陣を一気に—・ける」「伊勢路を—・ける」「激動の時代を—・ける」「記憶が映像となってまぶたの裏を—・けた」 2...
カセクシス【cathexis】
精神分析理論で、精神的エネルギーが、特定の活動・観念・物・人などに向けつづけられること。特定の人や物に対する好悪の感情が、いつまでも続くこと。
カタルシス【(ギリシャ)katharsis】
《浄化・排泄の意》 1 文学作品などの鑑賞において、そこに展開される世界への感情移入が行われることで、日常生活の中で抑圧されていた感情が解放され、快感がもたらされること。特に悲劇のもたらす効果と...
かっ‐とう【葛藤】
[名](スル)《葛(かずら)や藤(ふじ)のこと。枝がもつれ絡むところから》 1 人と人が互いに譲らず対立し、いがみ合うこと。「親子の—」 2 心の中に相反する動機・欲求・感情などが存在し、そのい...
かど‐だ・てる【角立てる】
[動タ下一][文]かどだ・つ[タ下二] 1 角をとがらせる。かどばらせる。「目を—・てて話す」 2 人の感情を刺激する言動をとる。かどをたてる。「事を—・てるようなやり方」
かな‐ぶつ【金仏】
1 金属製の仏像。かなぼとけ。 2 感情の乏しい人のたとえ。「木仏—石ぼとけ」
カメレオン【chameleon】
有鱗(ゆうりん)目カメレオン科のトカゲの総称。全長20〜30センチのものが多い。樹上で暮らし、体色を周囲の色や感情によって変化させる。胴は側扁し、目を別々に動かすことができ、長い舌をすばやく伸ば...
からみ‐あ・う【絡み合う】
[動ワ五(ハ四)] 1 互いに絡む。互いに巻きつく。「毛糸が—・う」 2 二つ以上の物事が、もつれるようにかかわり合う。「利害が—・う」「複雑な感情が—・っている」
から・れる【駆られる】
[動ラ下一]《動詞「か(駆)る」の未然形に受身の助動詞「れる」が付いて一語化したもの》ある激しい感情に動かされる。「不安に—・れる」「好奇心に—・れる」
か・る【駆る/駈る】
[動ラ五(四)] 1 追いたてる。せきたてて追う。「牛を—・ってさくの中に追い込む」 2 速く走らせる。急がせる。「車を—・って現場へ急ぐ」 3 ある行動を取らなければならないような気持ちにする...