かくり‐びょうしゃ【隔離病舎】
伝染病予防法の規定により、感染症患者を収容するために、他の病舎から離して治療していた病舎。隔離病棟。 [補説]平成11年(1999)感染症予防法の施行に伴い伝染病予防法が廃止され、隔離病舎も廃止...
かせい‐クループ【仮性クループ】
ジフテリア以外の原因で起こるクループ。喉頭(こうとう)の組織が未発達の幼児にみられ、ウイルスの感染などによって声帯下の粘膜が腫(は)れ、喘鳴(ぜんめい)・かすれ声・呼吸困難などの症状を呈する。声...
かせい‐しょうにコレラ【仮性小児コレラ】
激しい嘔吐(おうと)と米のとぎ汁のような水様便を頻繁に繰り返す、離乳期の幼児にみられる病気。冬季に多く、ロタウイルスの感染によるもので、コレラとは関係ない。白色便性下痢症。
かそう‐ブラウザー【仮想ブラウザー】
ウェブページやウェブコンテンツを通じたマルウエア感染などを防ぐため、仮想化したブラウザー。ウェブサーバーからウェブページの画像情報のみを取得して無害化し、内部のコンピューターシステムと分離した状...
カラ‐アザール【(ヒンディー)kālā-āzār】
《黒い病気の意》鞭毛虫(べんもうちゅう)の一種リーシュマニア‐ドノバニの感染で起こる悪性の感染症。サシチョウバエが媒介。発熱と皮膚の黒褐色の色素沈着とが目立つため黒熱病ともいわれ、致命率が高い。...
かりゅう‐びょう【花柳病】
《花柳界で感染することが多いところから》性病。性感染症。→性行為感染症
カルバペネムたいせい‐ちょうないさいきん【カルバペネム耐性腸内細菌】
多くの病原菌に対して強い抗菌力をもつカルバペネムという抗生物質が効かない腸球菌。院内感染の原因菌となることがある。CRE(Carbapenem-resistant Enterobacteriac...
かん【感】
[音]カン(呉)(漢) [学習漢字]3年 1 外部の物に触れて心が動く。心の動き。「感激・感謝・感情・感心・感想・感受性/哀感・共感・語感・好感・実感・情感・多感・痛感・反感・予感・責任感・優越...
かんえん‐ウイルス【肝炎ウイルス】
肝細胞内で増殖して肝炎を起こすウイルス。A型からE型まで5種類が確認されている。 [補説]A型・E型は感染者の糞便に放出されたウイルスに汚染された水や食べ物を介して経口感染し、B型・C型・D型は...
かんえんたいさく‐きほんほう【肝炎対策基本法】
肝炎を国内最大の感染症として認識し、肝炎対策の基本指針・基本的施策などについて定めた法律。居住地域にかかわらず適切な肝炎検査・治療が受けられることを目指すなど、肝炎対策の基本理念が示されている。...