いやくひんいりょうきき‐そうごうきこう【医薬品医療機器総合機構】
医薬品の副作用や生物由来製品を介した感染等による健康被害の救済に関する業務、薬機法に基づく医薬品・医療機器などの承認・審査関連業務、およびそれらの安全対策業務を行う非公務員型独立行政法人。平成1...
いりょう‐かご【医療過誤】
医師や看護師などの医療関係者が、治療を行うにあたって当然必要とされる注意を怠ったため、患者に損害を与えること。薬剤の誤投与や衛生管理の不徹底による感染など。民法・刑法・行政法上の責任を問われるこ...
いりょう‐じこ【医療事故】
医療に関わる場所で起こる事故。病院の廊下での転倒、医師・看護師の負傷や感染など。医療関係者の過失によって患者に損害が及ぶ事故は、特に医療過誤として区別することもある。
いりょう‐ほうかい【医療崩壊】
医療従事者の不足、災害や感染症による急激な患者の増加、社会保障制度の変更などにより、安定した医療サービスの供給ができなくなること。
いんあつ‐しつ【陰圧室】
陰圧状態の部屋。室内の空気が外部に流出しないように、気圧を低くしてある部屋。結核やSARS(重症急性呼吸器症候群)など感染力の高い疾病の治療室に使われる。
インターフェロン【interferon】
ウイルスが感染した細胞や腫瘍(しゅよう)細胞で作られ、その増殖を抑制する特殊なたんぱく質。制癌剤(せいがんざい)などに利用される。ウイルス抑制因子。IF。IFN。
インデックス‐ケース【index case】
感染症流行の疫学調査において、ある集団内で最初に見つけられた症例。また、その患者。初発症例。プライマリーケース。 [補説]最初の患者をペイシェントゼロ(ゼロ号患者)とよぶこともある。
いんとう‐えん【咽頭炎】
咽頭の粘膜の炎症。多くは細菌の感染による。のどが赤くはれ、痛み・発熱をみることが多い。
いんとうけつまく‐ねつ【咽頭結膜熱】
アデノウイルスの感染により、発熱、のどのはれと痛み、結膜炎の症状を呈する伝染性の病気。感染症予防法の5類感染症の一。学童がプールで感染して集団発生するのでプール熱ともいう。
いんない‐かんせん【院内感染】
病院の入院患者・職員・外来患者・見舞い客などが病院内で感染症にかかること。病院感染。→市中感染