ひよりみ‐かんせん【日和見感染】
抵抗力が弱まったため、普通は病原性を示さない菌による感染が起こること。
びほうしちゅう‐しょう【微胞子虫症】
微胞子虫による感染症。宿主のヒトや動物との接触、胞子の吸入や摂食などで体内に取り込むことによって感染する。主にエイズ発症者や免疫力が低下する病気の患者などが発症し、慢性の下痢や眼の炎症などが引き...
びょういん‐かんせん【病院感染】
⇒院内感染
びょうげんせい‐だいちょうきん【病原性大腸菌】
大腸菌のうち病原性を示すもの。飲食物や排泄物などによって媒介され人や動物に感染し、下痢などを引き起こす。→オーいちごなな(O157)
びょうご‐ほきんしゃ【病後保菌者】
症状が回復した後も体内に病原菌が存在し、感染源となる可能性がある保菌者。ジフテリア・ウイルス性肝炎・腸チフス・サルモネラ症などでみられる。回復期保菌者。
びょうしょう‐しようりつ【病床使用率】
医療機関の入院者用ベッドがどれだけ埋まっているかを示す割合。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の流行下で、感染の状況や医療体制の逼迫(ひっぱく)度を示す指標の一つとして用いられる。
ビルナウイルス【birnavirus】
二本鎖RNAをゲノムとして持つウイルスの一科。直径60ナノミリメートルの正二十面体構造をとり、エンベロープを持たない。魚類に感染して病気を起こす。
ビルレンス【virulence】
毒性。また、病原体の毒力。感染症を引き起こす能力や重症化させる能力の強さ。
ビーウイルス‐びょう【Bウイルス病】
ヘルペスウイルス科に属するBウイルスによる人獣共通感染症。ニホンザル・アカゲザル・カニクイザルなど、Bウイルスを有するマカク属のサルにかまれたり、体液に直接接触したりすることによって感染し、神経...
ビー‐エス‐エル【BSL】
《biosafety level》細菌・ウイルスなどの病原体を生物学的な危険度で分類した指標。WHO(世界保健機関)が制定する指針に基づき各国が独自に定める。病原体を危険度に応じてレベル1(BS...