けい‐けい【軽軽】
[副]考えや判断に慎重さが欠けているさま。かるがるしく。「—にその是非を論ずることはできない」
けい‐そつ【軽率】
[名・形動]物事を深く考えずに軽々しく行うこと。また、そのさま。かるはずみ。「—な判断」⇔慎重。 [派生]けいそつさ[名]
こうせい‐けんぽう【硬性憲法】
通常の法律よりも慎重な改正手続きによらなければ改正できない憲法。近代国家の成文憲法は多くこの型をとる。→軟性憲法
こう‐りょう【考量】
[名](スル)物事をあれこれ考え合わせて判断すること。「利害を慎重に—する」
こころ‐ふか・し【心深し】
[形ク] 1 深く慎重に考えるさま。思慮深い。「いと—・くありがたき心ゆるびも侍らず」〈宇津保・蔵開下〉 2 情が深い。人情がこまやかである。「ただ我になりてみるだに涙とどめがたく、—・く書きつ...
こ‐じ【居士】
1 学徳がありながら、官に仕えず民間にある人。処士(しょし)。 2 在家の男子であって、仏教に帰依した者。 3 成人男子の戒名・法名の下につける称。女性の大姉(だいし)に当たる。 4 性格を表す...
細行(さいこう)を矜(つつし)まざれば終(つい)に大徳(だいとく)を累(わずら)わす
《「書経」旅獒から》ちょっとした行いでも慎重にしないと、最後にはその人の徳に悪影響を及ぼす。
さんぎ‐いん【参議院】
日本国憲法のもとで、衆議院とともに国会を構成する両院の一。通常選挙で選出された、全国民を代表する議員で組織される。権限は衆議院より弱いが、衆議院の行き過ぎを是正し、国会の審議を慎重なものとする役...
さんしん‐せいど【三審制度】
法的な判定の慎重を期して、訴訟当事者に、同一事件で段階的に三つの審級の裁判を求める機会を与える制度。
さん‐てい【刪定】
[名](スル)語句や文章の悪いところを削って定稿にすること。「慎重に—する」